カジノの『イカサマ師』
ラスベガスでは、客によるテーブルゲーム、スロットなどのゲーム不正や、
チップ盗難など、年間500件の逮捕事案があるといいいます。
そして、逮捕が2回目になると、いかなる場合も実刑判決を受けます。
ちなみに、イカサマ師には以下のような人たちがいます。
1) スロットマシーンの中のコンピューターチップを交換したり、
プログラムを変更したりすることで、ジャックポットを出し、
大金を稼ぐ人。
2) カードを細工して、あらかじめ体のどこかに隠し、
自分に配られた手札とすり替えることで強い手をつくる人。
3) サイコロを一瞬ですりかえる人。
4) スキのあるプレイヤーの横でゲームをしたり、
見物人をよそおって近づき、チップを盗む窃盗犯。
もちろん、つかまればほとんどは懲役刑となり、数年間は投獄されます。
その後、カジノ側のデータベースに記録され、二度とカジノへ入場できません。
また、カジノ内で暴力をふるった客も同様に記録され、
そのカジノはもちろん、同系列のグループカジノへの入場も数年間拒否されます。
かなりきびしい罰則ですが、そのおかげで安心してカジノを楽しむことができるのです。